国土交通省の補助事業で実施いたしました「木造長期優良住宅の総合的検証事業」及び「CLTパネルによる構造の耐震性能に関する検討」の平成24年度成果報告会を下記により開催いたします。みなさまお誘い合せの上、ぜひご参加ください。
日 時 : |
平成25年12月26日(木)
10:00~16:30(開場は9:40)
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場 所 : |
すまい・るホール
(JR総武線水道橋駅西口出口徒歩3分
住宅金融支援機構ビル1F)
住所 東京都文京区後楽1-4-10
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聴講料 : |
無料(資料代2,000円)
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定 員 : |
300名
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定員に達したため、申込みを締め切らせていただきました |
※当案内を印刷したい方はこちら (PDFファイルより印刷願います)
木造長期優良住宅の総合的検証事業
木造長期優良住宅の総合的検証事業は、「木造長期優良住宅の総合的検証委員会」の下に、材料分科会、構造分科会、耐久性分科会を設置し、平成21年度から4年間を目途として、木造長期優良住宅の認定基準の整備に資することを目指しています。今回は、3年目研究成果を、各分科会の各課題の担当者から直接報告いたします。
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CLTパネルによる構造の耐震性能に関する検討
CLT(クロス・ラミネイティド・ティンバーパネル)を使用した壁式構造は、木材の挽き板を直交して積層接着した厚型パネルを躯体として使用するもので、大規模木造建築物を可能にする構造方法として、その耐震性能設計法の構築を目指しています。平成23年度に実施された振動台実験(2012.2.6公開)の結果分析、及び平成24年度の静的加力実験(2013.3.9公開)の成果を報告いたします。
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第1部 (10:00~11:30) CLTパネルによる構造の耐震性能に関する検討成果報告
- 検討の目的と実験計画 (工学院大学 河合)
- FEM的手法に基づく振動台実験結果分析 (日本システム設計 三宅)
- DEM的手法に基づく振動台実験結果分析 (国土技術政策総合研究所 中川)
- 振動台実験結果分析 接合部高速加力実験 (工学院大学 河合)
- 三層実大モデル静的加力実験 事前解析 (日本システム設計 松本)
- 三層実大モデル静的加力実験 実験結果 (京都大学 五十田)
- 三層実大モデル静的加力実験 接合部の変形と破壊挙動 (日本工業大学 那須)
- 大型パネル構面水平加力実験 (北海道立総合研究機構 村上)
- 構造設計に用いるCLT・接合部の構造特性に関する検討(日本システム設計 三宅)
(11:30~12:30) 休憩
第2部 (12:30~14:00)木造長期優良住宅の総合的検証事業 材料・構造分科会 成果報告
- 検討の背景と目的 (工学院大学 河合)
- 枠組壁工法による長期優良住宅の躯体に必要な品質・性能に関する検討 (三井ホ-ム 辻村)
- 広葉樹材の品質制御方法に関する検討 (森林総合研究所 井道、長尾)
- 木ねじ接合部の標準試験法検討 (静岡大学 小林)
- 接合金物の品質に関する検討 (富山県農林水産総合技術センター 清水)
- 損傷限界、安全限界に関するLCC的要素を含めた検討(日本システム設計 三宅)
- 枠組壁工法の安全限界に関する検討 (建築研究所 荒木)
- 構造特性係数の設定方法に関する検討 (京都大学 五十田)
第3部 (14:10~16:00)木造長期優良住宅の総合的検証事業 耐久性分科会 成果報告
- 検討の背景と目的 (関東学院大学 中島)
- 劣化外力の再評価(各種シロアリ分布、被害実態に関する検証、腐朽危険度に関する検証) (森林総合研究所 大村、桃原)
- 保存処理の耐久性と耐久性能に関する検討 (森林総合研究所 桃原)
- 耐久性向上措置としての新構(工)法の健全度に関する検討(東京大学 佐藤)
- 接合部の強度劣化評価 (森林総合研究所 加藤)
- 構造躯体が許容しうる湿潤状態の検討(木材腐朽菌の発芽限界に関する検討) (足利工業大学 齋藤)
- 小屋裏換気に関する検討 (足利工業大学 齋藤)
- 接合金物の耐久性評価に関する検討 (中部大学 石山)
- 長期優良住宅における維持管理に関する検討 (京都大学 藤井)
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